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2006年8月27日
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones
リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:是非本作は再発してもらいたいです。
某クラブジャズ紹介本にも掲載されていた一品ですが、流石にいい作品です。
悲しいかな、このアイテムが永らく入手不可(廃盤)になっている状況は、全くもって理解に苦しみます。
版権の問題でしょうかねぇ。
本作は天才、クインシー・ジョーンズがその人気を爆発させた'70sにあって非常に重要な作品の1つだと思っています。
例えば[1]など、その「感触」からすれば、次作である<Body Heat>の出自を十分に予測させるに足るものだと思われるからです。
完成度、緻密さ、豪華な演奏陣などを持ち出すと、流石に<Body Heat>に分があるのでしょうが、本作全体としての「心地良いグルーヴ」、「ビッグバンド的アレンジ」と言った部分は強力な特徴であり、クオリティも低かろうハズがありません。
バックの布陣は非常にシェイプアップされたような、若しくは、最低限の効果を狙ったのか、トゥーツ・シールマンス(harm)やフィル・ウッズ(as)といった「つわもの」が目立つ程度です。
がしかし、そのT.シールマンスのハーモニカにしても多くの場面で非常に重宝されていますが「全面的」ではない分、これが上手く作品のエッセンスになっているのかも知れません。
同様に、小憎らしい程に上手く使われているP.ウッズ(as)も然りです。
収録曲:
1.Summer in the City
2.Eyes of Love
3.Tribute to A.F.: Daydreaming/First Time Ever I Saw Your Face
4.Love Theme from The Getaway
5.You've Got It Bad Girl
6.Superstition
7.Manteca
8.Sanford & Son Theme (The Streetbeater)
9.Chump Change
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