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2006年8月18日
After the Gold Rush / Neil Young
リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:無論、その名前も(ヒットした)曲もそれなりに知っていたニール・ヤング(vo、g)ではありますが、恥ずかしながら作品一作まるまるを聴いた事はありませんでした。
嗚呼、何やってたんだっ!>自分
多分に個人的な興味がここ最近になって'60s後期~'70s初中期の米ロックになってきたのを好機に?、本作に手を出してみました。
[3]のスマッシュヒットや[1]のフレーズは耳に覚えがあったものの、基本的には全てが新鮮に響いた事は言うまでもありません。
実直と言うか生真面目と言うか、N.ヤングその人の曲も詞も、どこか等身大+αといった飾り過ぎない姿勢が何とも響いてきた訳です。
クレイジー・ホースの面子に加え、ラルフ・ラルフグレンを召喚してのレコーディング、優しさと力強さと、繊細さの組み合わせ。
その後現在に至るまでの活動についても、正直あまり関心がなかったため良く判っていませんが、少なくとも、ここにあるN.ヤング像は永遠に不変であって欲しいことを(個人的には)強く願ってしまうものです。
恐らく「歌手」としては大成しない(と言うか、通用しない?)心許ない発声は、逆にリスナーの耳の/心の奥に届いてしまう不思議さは、ある種「天賦の才」とでも云えるものかも知れません。
収録曲:
1.Tell Me Why
2.Only Love Can Break Your Heart
3.Till the Morning Comes
4.Don't Let It Bring You Down
5.When You Dance You Can Really Love
6.Cripple Creek Ferry
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