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2006年8月19日

Deaf Dumb Blind (Summun Bukmun Umyun) / Pharoah Sanders


リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:その筋の方なら(^^;このありえないメンバーだけでも即買いされる可能性大と言えるファロア・サンダースの'70年作品。

全2曲という構成には(やはりその筋の方なら)驚く事ではないでしょう。

兎に角、リスナーと言えども気合を入れて(?)しっかり聴かねばなりません(^^;

セシル・マクビーのベースに導かれ、ロニー.L.スミスのピアノがコンピングする中、P.サンダース/ゲーリー・バーツのサックスが絡みつき、ウッディー・ショウのトランペットが間隙を衝いて出てくる。

永遠とも思われるパーカッションの響きの中、20分超に及ぶ[1]は正に豪華メンバーによる夢のような演奏が堪能できます(嗚呼・・・幸せですねぇ)。

一方の[2]はゆったりとした流れの中でスケールの大きさを感じさせるものです。

P.サンダースのブローは言うに及ばず、後半に出てくるC.マクビーのアルコ・プレーが何とも魅力的です。

いつものテナーを封印?して、本作ではソプラソサックスで勝負するP.サンダース。

その狙いがどこにあったのかは判りませんが、そう言った意味でも非常に興味深い作品だと思います。
収録曲
1.Summun, Bukmun, Umyun
2.Let Us Go into the House of the Lord

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