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2006年8月8日
Close to the Edge(邦題:危機)/ Yes
リリース:1972年
評価:★★★★★
コメント:洋楽を聴き始めた頃、主に米ポップス/ロック、しかもヒットチャートものにしか耳が行かなかった時に「これ聴いて目を覚ませ!」と、ひねくれた友人(^^;が聴かせてくれたのが本作であり、私のYES初体験でした。
余りの曲の長さ、というかアルバムに3曲しか入っていない事に驚愕したのを覚えています。衝撃的でした(^^;
それはさて置き、前作の(&これまた名作と呼ばれる)<Fragile>からリック・ウェイクマン(key)を迎えたことからか、音楽的に深遠な中にもクラッシックに通じるメロディアスな面や、いい意味でこれぞ大作主義的と言える構成など、まさにYESの存在意義や価値といったものが凝縮されており、名作中の名作と呼ばれるだけのことはあります。
殊に[1]の出来は今の音楽事情のレベルで(耳で)聴いても、何の遜色もない素晴らしさです。
私は何時も[1]の[Total Mass Retain]から[I get up]への移り変わり辺りにおいて鳥肌立つのを禁じえません(^^;
他のプログレッシヴ・ロック系バンドにも素晴らしいバンドが数多く存在しますが、YESの場合、ジョン・アンダーソン(vo)の存在が大きいのではと思っています。
この人、ボーカルとしては他の同系バンドのvoに比べ圧倒的に抜きに出ているだけでなく、上手さという意味なら「歌手」として十分やっていける高いレベルにあると思います。
先のメンバーに加え、スティーヴ・ハウ(g)、ビル・ブラッフォード(ds)、クリス・スクワイア(b)と、最強の布陣によるプログレッシヴ・ロック史上、'70sロック史上に名を残す必聴盤かと。
収録曲:
1.Close to the Edge: The SolidTime of Change/Total Mass Retain/I Get Up
2.And You and I: Cord of Life/Eclipse/The Preacher the Teacher/Apocalypse
3.Siberian Khatru
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