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2007年9月22日

Damn the Torpedoes(邦題:破壊)/ Tom Petty & The Heartbreakers


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:トム・ぺティのその風貌と、ちょっとヒスなハイトーンでのボーカルスタイルから、何となくパンク的なイメージ(あくまでもイメージですが(^^;)を持たれていた感もあるT.ぺティ&ザ・ハートブレイカーズ。

ですが、ヒット作であり代表作にもなった本作を聴けば、カントリー/フォークロック的なのどかさや、スピード感と余計な装飾なしのライトさがあり、'70s後期から'80s初期にかけてフロントに出られるだけのアメリカンバンドとして非常に力があったのだなぁと思います。

アルバムはビルボードチャート#2まで上昇しています。

[1]、[2]からの小気味よいロックテイストを見せてくれます。

トーキングのようなヴォーカルスタイルは、ボブ・ディランや初期のブルース・スプリングスティーン辺りが影を落しているようにも思えます。

アルバムの流れ、伸びやかで安穏とした最後の[9]まで、塩梅をよく考えた作品だと思います。
収録曲
1.Refugee
2.Here Comes My Girl
3.Even the Losers
4.Shadow of a Doubt (A Complex Kid)
5.Century City
6.Don't Do Me Like That
7.You Tell Me
8.What Are You Doin' in My Life?
9.Louisiana Rain

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