評価：★★★★
コメント：'60sから'70s中期にかけてプレステッジ辺りにリーダー作も残しているブーガルー・ジョー・ジョーンズ(g)。
メジャーに扱われない故か、その殆どのオリジナル作品は未だＣＤ化されていない模様です。
それでもコンピ盤や２in１の形式でのＣＤは比較的容易に入手できます。
本作は'72年の＜Snake Rhythm Rock＞と'73年の＜Black Whip＞を２in１に収めたもので、ブーガルー.J.ジョーンズのプレースタイルやソウルジャズの雰囲気を味わうにはうってつけかと思います。
＜Snake Rhythm Rock＞サイド（[1]-[5]）はソウルジャズでのギタープレーが判りますし、＜Black Whip＞サイド（[6]-[11]）ではよく知られたロックの曲を取り上げている点で、馴染みやすさがあるかと思います。
個人的には、レオン・ラッセル作でジョー・コッカーの代表アルバムにもある[10]辺りがお気に入りです
まぁ、選曲の妙といった点も含めてですが・・・
ポール・マッカートニー作の[7]では甘いフレーズを、エルトン・ジョン作の[9]ではシャッフル・スタイルでのプレーと、ギターワークの冴えも中々のものです。
デヴィット.T.ウォーカー（勿論、個人的に大好きなギタリストの一人です）辺りのスタイルや楽曲性が好きな方には抵抗無く聴けると思います。
当然ながら、ソウルジャズ的な要素は少し多めとなりますが(^^;
収録曲：
1.Hoochie Coo Chickie
2.Snake Rhythm Rock
3.The First Time Ever I Saw Your Face
4.He's So Fine
5.Big Bad Midnight Roller
6.Black Whip
7.My Love
8.Freak Off
9.Daniel
10.The Ballad of Mad Dogs and Englishmen
11.Crank Me Up
0 件のコメント:
コメントを投稿