評価:★★★★
コメント:所謂クロスオーバー(フュージョン)シーンから'70sのポップス、R&Bにまで影響を与えた寵児、ボブ・ジェームス。
自らのレベールであるタッパンジーからの2作目が本作。
前作<One>でも披露したクラシック曲のアレンジは、本作でも取り入れられています。
今回はビゼー作の「アルルの女」から有名な「ファランドール」をチョイスしています。
時代がそうだったとは言え、目一杯にスタジオミュージシャンを配し、センスの良い上品な楽曲が並べられています。
マルディグラの楽しさを伝える本作の目玉でもある[1]はポール・サイモン作。
後半部になっての賑やかさがいい感じです。
またボーカル入りの[2]ではパティ・オースティンがリードを取っています。
ジャズアルバム・チャートでの好成績は勿論、ブラックアルバム・チャートでの善戦も頷けるところです。
スティーヴ・ガッド(ds)、エリック・ゲイル(g、b)、ヒューバート・ロウズ(fl)、ランディ・ブレッカー(tp)、ルー・ソロフ(tp)等が参加しています。
収録曲:
1.Take Me to the Mardi Gras
2.I Feel a Song (In My Heart)
3.The Golden Apple
4.Farandole (L'Arlesienne Suite No. 2)
5.You're as Right as Rain
6.Dream Journey
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