コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2008年12月29日
Face Value(邦題:夜の囁き)/ Phil Collins
リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:'80s最も忙しかった(であろう)一人であるフィル・コリンズ。
ジェネシスのフロントマンとしての活躍(事実、米のチャートではピーター・ガブリエル時代のジェネシスよりビジネス的には売れている筈)と並行に、満を持してのソロ第一弾作品となるのが本作。
周知のように、この後の2作目<Hello, I Must Be Going!>、3作目<No Jacket Required>が立て続けにヒット、映画のサントラへの曲提供や自身がアクターとして映画出演するなど、まぁ、ここまでタレントを見せつけられては言葉がありませんでした(^^;
本作では、所謂、大爆発期の少し前とあって、万人に支持されるであろうポップさのようなものはまだまだ希薄で、寧ろ、'70s末期から'80s初期辺りのジェネシス・サウンドをベースに情緒性を強調したような感触になっているのではないかと思います。
アルバムの邦題は<夜の囁き>。何ともしっくりときます。
[1]は、これまた'80s米ヒットドラマの筆頭、マイマミ・ヴァイスの挿入曲として使われていたので、聞き覚えのある方も多いのではないかと思います。
これグレン・フライの[You Belong to the City]と双璧をなしていましたっけね。
単純にヒット志向という点や(リスナー側の)聴き易さ等を考えると、先述の2作目、3作目に軍配が挙がるのでしょうが、P.コリンズが本作に込めた意気込みという部分は十分に感じ取れる作品だと思います。
その後のP.コリンズ作品でも活躍するダリル・ステューマー(g)、名手アルフォンソ・ジョンソン(b)を始め、ホーンセクションにはアース・ウィンド&ファイアのホーンセクションがクレジットされています。
収録曲:
1.In the Air Tonight
2.This Must Be Love
3.Behind the Lines
4.The Roof Is Leaking
5.Droned
6.Hand in Hand
7.I Missed Again
8.You Know What I Mean
9.Thunder and Lightning
10.I'm Not Moving
11.If Leaving Me Is Easy
12.Tomorrow Never Knows
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿