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2012年7月29日
Van Halen II / Van Halen
アルバム名:Van Halen II
アーティスト:Van Halen
リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:デビュー作<Van Halen>で、高らかに'80s型ギターヒーローへの先鞭をつけたエディ・ヴァン・ヘイレン。
もちろんグループとしてのポテンシャルも十分に感じさせるものでしたが、より、エンターテイメント性が表に出てきたと思えるのが2ndにあたる本作。
前作ではキンクスの[You Really Got Me]をヴァン・ヘイレン風味に仕立て上げましたが、今回はリンダ・ロンシュタッドがヒットさせた[1]をチョイスしています。
(オリジナルも)ちょっと暗いのですが(^^;敢えてこの辺りを推してきたのは、ちょっとスレた感じの男女感の恋愛駆け引きみたいなところが、先の[You Really・・・]と似てなくもないかなぁ、と。
デヴィッド・リー・ロスの歌は、変わらず、王道的な?ハードロック・スタイル、R&Bやソウル的なベースからのそれではない事は明明白白ではありますが、その良し悪しではなく、パワフルさや、軋るようなシャウト、さぞステージ映えするであろう演出の具合といった「エンターテイメント」な部分がダントツ、ピカイチな訳です(笑)
クィーンのフレディ・マキューリーだってそれに近いものはありますが、この辺りが英米の違いとみると興味深いですね。
時に、エディーのギター(技術・論法)は既に完成していたであろうと思いますが、この人の武器?というのはやはり並々ならぬセンスの良さなのかなぁと思います。
メロディーが浮かべば、後は鼻歌的にソロを組み立てているんじゃ?と思ってしまう程、計算とかスケールとかいった「理」の外で組み立ててるんじゃないかなぁ・・・と思えます。
ギター好き(含む小生)はどうしてもソロフレーズに耳が行きますが、その実、リフの巧さも特筆ものかと。
どうしても類似する事が多いHR系の楽曲、リフにおいて、常に目新しさを感じさせるそのリフ
づくりには惚れ惚れします。
個人的にはAC/DCのアンガス・ヤングとエディがマスター・オブ・リフ作りの二大巨頭です(笑)
収録曲:
1.You're No Good
2.Dance the Night Away
3.Somebody Get Me a Doctor
4.Bottoms Up!
5.Outta Love Again
6.Light Up the Sky
7.Spanish Fly
8.D.O.A
9.Women In Love ...
10.Beautiful GIrl
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ゲイリー・シェローン在籍時の来日公演に行きました。
返信削除エディを生で見ている興奮とそこにいるVo.に冷めている
部分があったのですが、3.のイントロが流れてきた瞬間、興奮が最高潮にw
その曲だけマイケル・アンソニーが歌ってましたがw
まぁ最高のリフだってことですね!