コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2012年7月21日

Fifth Avenue Band / Fifth Avenue Band


リリース:1969年(レコーディング)
評価:★★★★
コメント:その昔、とあるロック・バーで流れていたピーター・ゴールウェイのソロ・アルバムを耳に留めた知人と小生。

素直に「ええなぁ~」と一言漏らした小生に対して「だったら、先にFifth Avenue Band(FAB)を聴かなアカンでぇ」と知人。

どちらも知らなかった小生はとにかくFABの'69年作である本作を入手した次第です。

(これを初めて聞いた当時は)ロックよりもジャズ近辺の音に走っていた事も少なからず影響しているでしょうが、この'60s末という時代の何とも青臭くもあり、感傷的でもあり、そして、良き時代に向かって自分達の音を精一杯演じて見せた、このFABの真摯さがなんともグッと響いてきました(^^;

#良き時代と言っても、実際の社会情勢はゴタゴタしていたのでしょうが・・・

感触的には'70s中期辺りの(日本の)ニューミュージックに直結して行くような音も個人的にスッと受け入れられた要因の1つかも知れません。

6人中4人がライティングも出来るという事で楽曲の幅も広く、コーラスワークも非常に秀逸。

惜しむらくは、本作1作のみしか作品がないという点。これは今さらどうしようもありませんが。

「古ければ良い」とか、単なる「懐古趣味」だけではない、今の耳にも心にも響いてくるマジマルな一作かと思います。
収録曲
1.Fast Freight
2.One Way or the Other
3.Good Lady of Toronto
4.Eden Rock
5.Country Time Rhymes
6.Calamity Jane
7.Nice Folks
8.Cockeyed Shame
9.Faithful Be Fair
10.In Hollywood
11.Angel

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    少し前に山下達郎のデータを整理しようと
    思い、色々調べてましたら、達郎曰く
    「三種の神器」が
    ご紹介のピーター・ゴールウェイが関わった
    三作品The Fifth Avenue Band/
    Ohio Knox/Peter Gallwayで
    ご紹介の本作はウエストコーストの優しさと
    イーストコーストのしたたかさを見事に
    調和させた名作だとかで興味をそそり
    既に発注済みです。
    時々、興味の対象が 目賀葵さんと
    シンクロしていることが
    あるのでちょっと怖いです(笑)
    (PS)
    滋賀県も大阪弁なんですね。
    初めて知りました。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。

      ご指摘の情報は小生もどなたかのWebで見た記憶
      があります。
      もう、何と言いますか、その匂いが(小生の拙い
      耳でさえ)よ~く判る程ですから(笑)

      折角ですので、P.ゴールウェイ、オハイオ・ノックス
      の既レビューを再掲載するようにしました。

      #本来、こういう自然な流れで新規レビューも
      #綴って行きたいのですがねぇ・・・
      #なかなか・・・興味が分散してしまって(苦笑)

      削除