コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2006年2月26日
Priestess / Gil Evans
リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:稀有にして稀代のアレンジャー、ギル・エヴァンス氏(p)の'77年のライブ録音作品。
実のところ、評論家の方が言うようなG.エヴァンス氏の凄さというのは判っていないのですが、ブラスを中心にしたビッグバンド形態の本作では、各プレーヤーのソロを楽しむだけでも(今のところは)充分に価値があるのではないかと個人的には思っています。
アナログ盤ではA面全体を占めていた[1]でのデヴィッド・サンボーン(as)とルー・ソロフ(tp)のソロが秀逸です。
また、L.ソロフの後のasソロはアーサー・ブライス。
D.サンボーンとは異なり、多少、フリーキーな臭いを漂わせるソロを披露しています(バックのclav、gのカッティングと相まって、妙にカッコいいです)。
思いっきりD.サンボーンを聴きたい向きには[2]。D.サンボーンが出づっぱりです。(^^;
また[3]は日本人ジャズマン、菊池雅章氏の作品を取り上げています。
ジョージ・アダムス(ts)が目一杯ブルージーに攻めるラストの[4]もいい感じ。
ジャズとは言うものの、ベースやシンセサイザー、ギターなどはエレクトリック楽器を使用していますので、寧ろ、生粋のジャズ好きの方よりも、フュージョン的な切り口の音が好きな方にいいのではないでしょうか?
収録曲:
1.Priestess
2.Short Visit
3.Lunar Eclipse
4.Orange Was the Color of Her Dress, Then Blue Silk
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿