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2006年9月6日
Winelight / Grover Washington, Jr.
リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:大ヒット・チューン[5]を含み、グローヴァー・ワシントン,Jr最大のセールスを記録した事でも知られる'80年作品。
確かに雰囲気は伝わりますが、あまりにもチープな(失礼!)ジャケット・デザインに不安を覚えられるかも知れませんが(^^;内容は素晴らしいものです。
勿論、[5]の功績があった上での事になりますが、フュージョン/スムース・ジャズにおける品の良さ(単に甘いだけじゃない事)を知らしめた点でも評価されるべき作品ではないでしょうか?
一度聴けばそのテーマが耳に残る[1]など誠に鮮やかです。
サポートミュージシャンも凄腕を揃え、セルフ・プロデュース(正確には、パーカッション・プレーヤーとしてもクレジットされているラルフ・マクドナルドとの共同プロデュース)によるサウンド・メイクは、これぞスムースジャズとしての質の良さを伝えるものかと思います。
個人的にはどうもスムース・ジャズ系は今ひとつアーティストの「個性」が見え難いという難点があるように思うのですが、テナーサックスでの中低音の響き、ソプラノサックスでの煌くようなメロディ、といった部分にG.ワシントン,Jrのそれが良く表われていると思います。
既に故人である彼の、それと判るフォロワーが出てこないのも、その辺りに要因があるのかも知れません。
収録曲:
1.Winelight
2.Let It Flow (For Dr. J)
3.In the Name of Love
4.Take Me There
5.Just the Two of Us
6.Make Me a Memory (Sad Samba)
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