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2006年9月8日
Carry the Day / Very Very Circus
リリース:1995年
評価:★★★★
コメント:同じVery Very Circusユニットでの'93年作品である<Too Much Sugar For A Dime>を最近になってやっとまともに?聴き直し、改めて、と言うより、初めてヘンリー・スレッギルという人の面白さが判ったような気になりました。
本作でも共同プロデュースの相棒としてビル・ラズウェルが登場していますが、作品の印象は少しばかり違っているように思われます。
相変わらず無ジャンル/カテゴリは無国籍風の楽曲を展開していますが、何と言うか、アヴァンギャルドという面よりも、どこかプリミティブなリズムや全体的な穏やかさの様なものが強くなっているように感じました。
無論、Very Very Circusの編成の妙や、ドラム、ギターといった辺りのプレー・スタイルはそれ程大きな変化が生じている訳ではありませんが(^^;
この音、(何の隠喩か判らない)タイトルや詩、それらを含み本作がメジャーレーベルからリリースされるという驚き。
そのレーベルも偉いですが、H.スレッギルという人が持つ底知れぬ才にも驚きます。
その強力な個性が遺憾なく反映された本作も、やはり外せない一品かと思います。
無駄話:
H.スレッギルを世に知らしめたAIR。
某評論家の弁を借りれば、「もう数年早く世に出ていれば、確実にジャズ史に一石を投じただろう」との事。
何だかそそる言葉ですね(^^;是非、全CD化を望みたいところです。
収録曲:
1.Come Carry the Day
2.Growing a Big Banana
3.Vivjanrondirkski
4.Between Orchids, Lilies, Blind Eyes and Cricket
5.Hyla Crucifer...Silence Of
6.Jenkins Boys Again, Wish Somebody Die, It's Hot
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