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2006年9月7日
Too Much Sugar for a Dime / Very Very Circus
リリース:1993年
評価:★★★★
コメント:奇才と言う言葉もどこか陳腐に聞こえてしまうのは、やはりヘンリー・スレッギルと言う人の音楽が突き抜け過ぎているからなのかも知れません。
Very Very Circusユニットでの本作は、これまた奇才と呼ばれるビル・ラズウェルとの共同プロデュースによるもので、一聴して「これをジャズという従来のカテゴリにおさめると、絶対破綻するよなぁ・・・」という程のアヴァンギャルド(アヴァンギャル度) (^^;
目まぐるしく変化する楽曲と特異な楽器編成。
日本のジャズ・ファン?にどれだけの信望者がいるのか判りませんが、店頭では(その作品を)あまり見かけないように思います。
それが評価の低さでない事を祈ります。
本作も随分前に入手していたのですが、当初はあまり響くものがなく放置していました。
その後、オーネット・コールマン、カーラ・ブレイ、ジェームス・ブラッド・ウルマー、アーサー・ブライスといったアーティストを少しずつ聴くようになり、ある日本作を久し振りにCDプレーヤーにセットしたところ・・・今回のようにコメントを書いてみようと思える程響いてきた訳です(笑)
「またしてもやってしまったか・・・」と言うのが反省の言葉です(^^;
フリージャズとかアヴァンギャルドとか、その辺りの垣根がどのような定義なのかよく知りませんし、本作がどこにカテゴライズされるのかも自信はありません。
しかし、何れカッコいい事に変わりありませんから、そんな事は二の次三の次でいいですよね(^^;
収録曲:
1. Little Pocket Size Demons
2. In Touch
3. Paper Toilet
4. Better Wrapped/Better Unrapped
5. Too Much Sugar
6. Try Some Ammonia
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