リリース:1985年
コメント:手元にある本作もアナログ盤(LP)でして、まぁ扱いはCDに比べて手間がかかるものの、ジャケは存在感があるし、何より印刷されている文字が良く読める。CDサイズさだと最近はもう目が辛いですからね(笑)
さてマーク・イーガン名義のファースト作品である本作、少なからず一度は耳にしていた筈ですがレビューが見当たらず…書いていなかったのか書き忘れたのか、ハタマタ、書く気が起こらなかったのか。
フュージョンと言った時に想像されるバンド形態でギターがメインでハードエッジな感じで…といった作品ではありません(^^;
ここではM.イーガンの奏でるフレットレス・ベースがメロディラインを紡ぎ、これにピアノやらパーカッションが絡んでくるといった楽曲スタイルでして、殊に、M.イーガンの(フレットレス)ベースの美しさと繊細さを愛でるにはイイ作品です。
パット・メセニー・グループ名義でのファースト<Pat Metheny Group>('78年)でM.イーガンが見せて(聴かせて)くれた音とはまた違って、こちらは(当たり前ながら)よりカラフルに、より変化にと富むものです。
B-4辺りの楽曲は後のエレメンツ(ダン・ゴッドリブとの双頭バンド)でもあまり聴くことがなかったような珍しいくらい明るくラテンな感じの曲です。
ジャコもフレットレスベースを見事なまでに操った人ですが、M.イーガンのこのナイーヴな感じのフレットレスも好きなんですねぇ、小生は。
閑話:
本作HipPocketというレーベルの下で録られたものですが、制作(+ディストリビューションも)あのウィンダムヒルからなのですね。確かにウィンダムヒルのカラーにも合う作品/アーティストだと思います。
収録曲:
A-1.Trance Dance
A-2.Remembering
A-3.Mosaic
A-4.Ocean Views
B-1.Hills
B-2.Floating Gardens
B-3.Third World Wave
B-4.Valley Hymn
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