リリース:1976年
コメント:年代的には、カーンさんとのギターデュオ作品<Two for the Road>や、フィリップ・カテリーンとのデュオ作品、更にはモントルージャズフェスでのアコースティック・ライブ等、その活動においてエレクトリックから大きくアコースティックをメインに持ってきた作品作りに傾いてゆく頃の作品の1つです。
本作はほぼ全編がアコースティック・ギターによるもので、前作<Aspects>と比較すると、大きくその作品の色が変わったことは明確ではないでしょうか。
何れエレクトリックもアコースティックも自在にこなすコリエル氏ですが、本作ではクラシックにインスパイアされた作品もあれば、タイトル通りにエレクトリックで演じてもサマになると思うA-1など、まだその比重としてはクラシック路線に突入する前でもあり、またその点が小生には心地よい事に変わりありません。
なお、アコースティックとは言えギターソロ作品ではありませんでして、ベースには友人でもあるジョー・ベックが、ピアノには11thハウスつながりでマイク・マンデル、後年デュオ作品も作成するマイケル・アーバニヤックがヴァイオリンで参加しています。
追伸:楽曲の雰囲気は良いのですが中途半端にエレクトリック(ギター)で演じているA-4辺りはちょっと残念ですねぇ。
収録曲:
A-1.Larry's Boogie
A-2.Srtavinsky
A-3.Toy Soldiers
A-4.Short Time Around
B-1.Improvisation on Bach Lute Prelude
B-2.Song for My Friend's Children
B-3.Bicentennial Head Fest
B-4.The Fifties
B-5.Domesticity
B-6.The Lion and The Ram
こんにちは。
返信削除カーペンターズのアルバムかと思いました
(笑)
ジャケットの隣の女性はどなたでしょうか?
コメントありがとうございます。
削除こちらは兄弟…ではなく、夫婦のようです。
ミセス ジュリー・コリエルですね。
因みにA4とB6の歌詞かこの方が付けたとか。
加えて、10年位前に買ったフュージョン本
(洋書でA4サイズ位、で結構分厚い(T_T)
を執筆しているのもこの方だったりします。
結構な才女なのでしょうねぇ。
こんにちは。
返信削除情報ありがとうございます。
本アルバムもCD化されてないようですね。
本人が許可を出さないのでしょうかね・・・