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2013年5月25日

Deep Purple in Rock / Deep Purple


リリース:1970年
コメント:どうせなら時系列で作品を聴いた方が良かったのかも知れませんが、<Machine Head>に先行する作品として、そして本格的に深紫がハードロックという形態を意図して作り上げた名盤の1つとしても紹介される事の多い作品かと思います。

「あちらを聴いてこちらを聴かんなどという事はよもやないだろうなぁ?」との声(どこからも聞こえては来ませんが(笑)に、ロック初心者の心もちで素直に対峙してみました。

前述の通り<Machine…>を先に聴いている為か、本作が「ハードさ」という点だとこちらにより多くのそれを感じます。

「ラフ(Rough)」という形容詞でその全てを言い表す事はできないにせよ、本作は、「先ずは持てる力をハードロックという形態で一斉放出しよう」といった感じ、<Machine…>はココから短い期間を置きながらも「雑味を取り去り、ハードさを際立たせる」、といったグループ(主動はリッチーさんだったかと思いますが)の考えがあったのかなぁと。

時代的にはZEPPが<Led Zeppelin III>辺りをリリースした頃とかぶります。

が、こうして聴くと、ZEPPがハードロックを演(や)っているようで実はそうした枠には必ずしも嵌っていない、もしかしたら当人達はハードロックの枠で音楽を演っているつもりはなかったのかも・・・

そう思うのに対し、(ジャズの)ハードバップのように力のある演者が瞬間瞬間に最高到達点を求めるがように、深紫はインタープレーの充実さをあくまでハードロックの枠の中で、その枠を壊すのではなく内圧で押し拡げるような姿が感じられました。

深紫やZEPPだけではないにせよ、'60s-'70sハード路線はなかなかにして面白さの詰まったエリアである事が次第しだいに判ってきました(^^ゞ

追伸:
で、本作前の深紫も無視する訳には行かないでしょうから、何れ手は延ばそうと思っています。本作がある意味で分水嶺になっているのであれば、その違いもまた楽しみにして。
収録曲
1. Speed King
2. Bloodsucker
3. Child In Time
4. Flight Of The Rat
5. Into The Fire
6. Living Wreck
7. Hard Lovin' Man

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    ジョン・ロード主導の第一期PURPLEは
    殆どのパープルファンが遡る傾向ですが
    高い確率でかなり面食らうと思いますが
    頑張ってください(笑)
    ちなみに地味ですが第二期の作品として
    「FIRE BALL」と「紫の肖像」
    第三期でデビカバがかなり頑張った
    「嵐の使者」というアルバムもありますので
    是非お忘れなく!

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    1. コメントありがとうございます。

      はい、先ずは時系列にHR路線の深紫を
      追いかけ、然る後に面食らいたく思い
      ます(笑)

      因みに100円(LP)で<Perfect Strangers>
      を引き揚げ済みですが、律儀に
      視聴順を待っております(笑)

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