リリース:1977年
コメント:今現在、手元にあるフリー作品は多分1作<Fire And Water>だけかも知れませんが、遠い記憶では<Free "Live">を一番最初に耳にしたのではなかったかと思います(高校生の頃だったでしょうかね)。
正直なところ、あまり...と言うか、今の状態を考慮すれば、全く響いてこなかった印象だけがあります(「FREEを聴いて響かんとは、どういう料簡かっ!」という貴兄のお声は謹んでお受けいたします(汗)。
そりゃあ、狂乱、喧騒の'80sミュージックシーンを栄養に育った小生には、あのジメッと感や暗さと一緒にデュランデュランやカルチャークラブを聴けという方が無理(爆)
漸くそうした「ダウンな味」が解るようになってからも、直ぐさまFREEに行かなかった事に大きな理由はありませんが、何れにせよ、いろいろと視聴の幅を増やし、様々な方から情報をインプットして頂くことを続ければ、こうしたモノにも耳を傾けてみようかと思う訳です:-P
斯様な次第で、あまり経緯を気にする事なく、例によって中古レコ屋で安値が貼られていた事もあって引き揚げてきましたが、確か当時の記憶ではCDが廃盤(当然、中古は高値で取引..という慣例(^^;)になっていた事もあって、アナログでも何でもイイやと入手したのではなかったかと。
で、どうやら本作はコンピ盤に近い内容で、P.コゾフが'76年に亡くなっている事もあり、ある意味で追悼盤のような位置づけなのかと思います。
従いまして、内容的には新しい作品が含まれている訳ではなく、Free時代やソロ時代(<Back Street Crawler>を作った頃)の未発表ライブ音源を中心に収められています。
#一部、客演したAmazing Blondelというグループの作品も入れてあります。
さて問題の楽曲感ですが、あら不思議...としか言いようがないのですが、いいじゃないですかぁ〜コレ!そう、ドンと構えていて湿り気を含ませた音で聴き側を泣かせにかかるその手際は、もはや罪ですな(笑)
弾き倒す...ほどのナンバーはココには収められていませんが、それでもむしろ、余計な弾き込みが無くてもこのテイストなのですからねぇ。
ちょろっと舐めた程度でスルーしてしまっているFREE(猛省)を、ちょっとばかりしっかりと追ってみたい欲求がムクムクと湧き上がって来ましたよ(多分、FREE作品は中古屋でもよく目にするので、入手には困らないだろうと思います)。
無論、これでブルーズロックの面白さが判った!等と言い出すのは早計であることは承知しておりますので、何と言いますか、小生的には比較的イイ入り口というか、起爆剤になるのかなぁなんて思っています。
追伸:
現在、またCDは入手が少し難しくなっているようですね。しかもアナログ盤DISC 2にあるB-2.We WonとB-3.Bird Dog Bluesはオミットされてる模様です。
収録曲:
[DISC 1]
A-1.The Worm
A-2.Song Of Yesterday
A-3.Mr. Big
A-4.Time Away
A-5.Hole In The Head
B-1.You & Me
B-2.You've Taken Hold Of Me
B-3.Molten Gold
B-4.Sidekick To The Stars
[DISC 2]
A-1.Never Take Me Alive
A-2.The Band Plays On
A-3.It's A Log Way To Down To The Top
A-4.Train Song
B-1.The Hunter
B-2.We Won
B-3.Bird Dog Blues
こんにちは。
返信削除このコンピ盤には何故か収録されていないようですが
ポール・コゾフといえばBACK STREET CRAWLERの
TUESDAY MORNING(18分弱)のギタープレイが
聴き物ですよ!
コメント、ありがとうございます。
削除まさに名前しか知らなかった(汗)
方でしたが、いやはや、いい響きでした。
ご推薦の作品も積極的に攻めたいなと
思っております。
#フリーも合わせて、ですw