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2005年4月17日
Marchin' On! / Heath Brothers
リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:アルバート(ds、fl、etc..)、ジミー(ts、ss、fl、etc..)、パーシー(b)のヒース三兄弟に、スタンリー・カウエル(p、thumb piano)を加えた面子による'75年作品。
ストラタ・イーストからのリリースという事と、特にS.カウエルの爪弾く親指ピアノ(アフリカの楽器だそうです)の素朴さ、どこか牧歌的な雰囲気も漂い、
アフリカ・オリエンテッドな内容になっています。
特に、[1]-[3]といった辺りそれが顕著かと思い、小生は[1](これはデューク・エリントンの作ですが)を聴く度に妙に癒される気がします(^^;
かと思えば、[4](S.カウエル作)では美しいピアノとテナーサックスのメロディがあったり、後半([5]-[8])は組曲を入れたりと、先の親指ピアノやアフリカ指向というだけに留まる(一種、イロモノ的な?)作品ではないのも確かです。
従って、前後半では聴く側にとってかなり色合いの異なる印象を受けるのではないかと思います。
無論、それ自体を売りにしている訳ではないでしょうが。
何れにせよ、一貫しているのは親指ピアノや別のアフリカン・インストルメンツ([7]で使われているチャルメラみたいな音?)などを効果的に使うことで、グレート・アフリカへの憧憬を表示しているのは確かだと思います。
収録曲:
1.Warm Valley
2.Tafadhali
3.The Watergate Blues
4.Maimoun
5.Smilin' Billy Suite Part I
6.Part II
7.Part III
8.Part IV
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