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2005年4月19日

Push Push / Herbie Mann


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:臆するところがないと言うか、好きな事しかしないというか(^^;

この頃の作品は当人の頭の中にジャズを演っているという感覚は無かったのでは?と思わせる'71年の作品です。

多分、本作を聴こうと思われる方の半分以上はロックサイドからのアプローチではないでしょうか?

名ギタリスト、デュエイン・オールマンが全曲にフィーチャーされており、これでH.マンのフルートが無ければ、ちょっと軽めのサザン・ロックと言っても通じてしまうような仕上がりです(笑)

マーヴィン・ゲイの[2]、アレサ・フランクリンの[3]、レイ・チャールズの[7]と、どこまでもソウル/R&Bへの愛着?を露骨なまでに貫き通すその気概に拍手です。

H.マン好きの方はこの懐の深さ(節操の無さとも云う?)も含めてこの御大を温かく見守っておられるのでしょう。

H.マンも偉いが、ファンの方も偉いです。

なんだかおふざけが過ぎた評になっていますが、演奏は至って丁寧(&あったかい)ですよ。

先のD.オールマンだけで話題が先行してしまいがちですが、コーネル・デュプリー(g)、リチャード・ティー(p、e-lp)、バーナード・パーディー(ds)、ラルフ・マクドナルド(perc)、デヴィッド・スピノザ(g)といったファーストコール・セッション・スターが大挙して参加していることで安定度は言うことなし!

これまでの面子を集めて、自らの好きな?ナンバーを存分に吹いてしまうH.マンって・・・憎めませんよねぇ~(^^;
収録曲
1.Push Push
2.What's Going On
3.Spirit in the Dark
4.Man's Hope
5.If
6.Never Can Say Goodbye
7.What'd I Say
8.Funky Nassau

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