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2005年4月18日

Follow the Medicine Man / Gary Bartz Ntu Troop


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ゲーリー・バーツ(as、ss、etc..)NTU TROOP名義の'73年作品。

多分、時期的にはマイルス・デイヴィスのグループに加入し、<Live Evil>での熱演を残した後辺りではないでしょうか?

ジャケの裏表からして既に濃厚なアフリカン指向を感じ取れる訳ですが、案外、さらりとした面も併せ持っています。

そう、アフリカン・トラッドというよりも、G.バーツ流のアフロチック・ファンクと言いますか([1]辺りでその匂いを感じることが出来ます)。

また[2]ではちょっとドープな感じも受けるジャズ・ファンク。
本作は録音におけるギミックなども多用されており、ヘッドフォンで聴くと頭の中でG.バーツが飛び跳ねます(^^;

[3]はスタイリスティックスの曲ですが、ちょっとした息抜きにはもってこいの美しい曲です。
アナログではこれ以降がB面になります。

[4]、[5]では、よりハワード・キング(ds)の刻むビートが心地よくなります。
アンディ・ベイ(p、vo)が「こんなに弾けるんだ・・・」という認識と、H.キングの澄ましているようで実はかなり粘度が高く心地よくグルーヴするリズムどりの上手さに気付かされた作品でもあります。

土着的な匂いも含めたジャズ・ファンクものを好むという方には満足度の高い作品になると思います。

この後、NTU TROOPに参加するヒューバート・イーヴスも数曲のみ参加しています(A.ベイと交代する形で)。
収録曲
1.Sifa Zote
2.Betcha by Golly, Wow
3.Etoile des Neiges
4.Sing Me a Song Today
5.Whasaname
6.Standin' on the Corner
7.Dr. Follow's Dance

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