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2006年11月30日
Road to Freedom / Young Disciples
リリース:1991年
評価:★★★
コメント:UKソウル、ブリティッシュ・ソウル、何故だか米国以上にソウル・ミュージックを革新的なアプローチで扱う事に長けているのが英国なのかも知れません。
ヤング・ディサイプルズというGrp.そのものにそれ程大きな興味を持って本作を入手した訳ではないのですが、やはり'90s初期のアシッド・ジャズの流れの中で果たした役割は小さくないかと思われ、また、スタイル・カウンシルのミック・タルボット、ポール・ウェラが少なからず絡んでいるという点も気になって・・・というのが正直な所です。
'70sのニュー・ソウルに見られる「視点」に、軽いデジャヴを覚えるようなリズム/メロディ。
殊更、目新しいという事ではなく、寧ろ、そういう点がリスナーの心をくすぐったという事もあるかも知れません。
「若い弟子」が「若々しいアイディア」を形にしたという事なら、その気概はよく判ります。
目玉であろう[1]の如何にもクラヴチックなノリも良いのですが、組曲風に作られた[9]に一目置きたい期待、と言うのが個人的な感想です。
これもニュー・ソウル的と言えるのかも知れませんが、リアリスティックなリリックの鋭さやポリリズミックなビートが相俟って、かなり秀逸な作品かと思います。
ただし、良くも悪くも大きな変化というか、触れ幅が小さい(?)ように感じますので、その辺りを「聴きやすい」と捉えるか「変化に欠ける」と捉えるかによって、かなり作品に対するリスナー評価も変わってしまうかも知れません。
収録曲:
1.Get Yourself Together
2.Apparently Nothin'
3.Funky Yeh Funki (Mek It)
4.Talkin' What I Feel
5.All I Have (In Dub)
6.Move On
7.As We Come (To Be)
8.Step Right On (Dub)
9.Freedom Suite: (I) Freedom/(iI) Wanting/(iII) To Be Free
10.Young Disciples Theme
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