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2006年11月3日

Dude(邦題:愛のコリーダ)/ Quincy Jones


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:無論、純粋にジャズシーンで活躍していた時期のクインシー・ジョーンズを評価しない訳ではなく、自分にとって気持ちの良いQ.ジョーンズが、あの'70s初期から'80s初期辺りにかけてのそれであったに過ぎません。

本作もその路線で語る事ができる一作です。

最近も某飲料水のCM曲に使われ、誰の曲か知らずに口ずさんでいる人も多いかも知れない(^^;

[1]が収録されている事でも有名ですが、それを抜きにしても、時代を反映した余りにもゴージャスな内容はため息ものです。

邦題<愛のコリーダ>はそのまま過ぎてちょっとなぁ・・・原題の<Dude>と何の関係もないし(笑)

無論、Q.ジョーンズのライティング作品も入っていますが、この後にマイケル・ジャクソンの作品で爆発するロッド・テンパートンのライティングを多く採用しているのが目立ちます。

加えて、スティービー・ワンダー作品の[4]、Q.ジョーンズの秘蔵っ子、ジェームス・イングラムの名唱の1つとしても有名な、バリー・マン&シンシア・ウェイル作品のバラード[3]、トゥーツ.シールマンスのharmが何とも和むイヴァン・リンス作品の[8]等、流石にカラフル、ヴァラエティに富んでいます。
作品に参加しているアーティスト、プレーヤーはそれはそれは凄い事になっていますのでCDのライナーでご確認ください。

この後、プロデューサー業が多忙になって行った為か、Q.ジョーンズ名義のアルバムは'89年の<Back on the Block>まで待たされることになります。

途中のジャズ的作品はカウントしないとして、です。(^^;
収録曲
1.Ai No Corrida
2.The Dude
3.Just Once
4.Betcha' Wouldn't Hurt Me
5.Somethin' Special
6.Razzamatazz
7.One Hundred Ways
8.Velas
9.Turn on the Action

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