リリース:1990年
評価:★★★
コメント:ジョージ・ベンソン作品やデヴィッド・サンボーン作品にその名前を見ることができるキーボード奏者、リッキー・ピーターソン。
そのR.ピーターソンが'90年にリリースしたソロ作品。
過去にサポーターとして参加した経緯からか、プロデューサーはベン・シドランともう一人のプロデューサーがトミー・リピューマ。
タイトル通り、煌く都会の夜を非常にアダルトに表現した内容はかなりAORチックな仕上がり。
その感覚に拍車をかけているのが、R.ピーターソン本人がvoをとる[3]や[5]。
AOR通の方ならご存知のビル・ラバウンティの作品。
更に[9]はリチャード・ペイジの作品。
これもAORファンの方ならご承知のペイジズのセカンドアルバム('79年作)に収められていた佳作ですね。
R.ピーターソンさん、お好きなのですね、その辺りのカテゴリ(^^;
本人のコンポーズも然ることながら、ヴィニー・カリウタ(ds)、ジョン・パティトゥチ(b)が支えるボトムラインは非常に心地良いグルーブとなっており、R.ピーターソン自身もさぞプレイし甲斐があったと思います。
多少、「刺激」というか「変化の波」のようなものが少ないかなぁ・・・とは個人的な感想ですが、それでもフュージョン好きの方も、AOR系好きの方にも良い作品ではないでしょうか?
収録曲:
1.One Never Knows
2.Night Watch
3.Livin' It Up
4.High Rise Drifter
5.Look Who's Lonely Now
6.Take a Chance
7.Put Your Faith in Me
8.He Crazed Weasel
9.Take My Heart Away
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