リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:'70s初期から活動をしてきたキム・カーンズが'80sに向けてこれまでのスタイルを修正した?結果として大ヒットした6作目。
これまでにもケニー・ロジャーズやスモーキー・ロビンソンといった大御所とのコラボによるヒットはあったものの、本作では自らも作品プロデュースに名を連ね、見事な作品に仕上げています。
当時はお金のない中学生だった故、アルバム全体を通して聴く事は叶いませんでしたが、こうして全体を聴き通してみると、グラミー・アワードも手中にした[1]は言うに及ばず、ロックン・ロール、カントリー・ロック、ポップス(所謂、シンセキーボード多用によるメロディックなも)と、アルバム全体で飽きの来ない作りになっています。
完全に小生の感触ではありますが、ロッド・スチュワートがトラッドでアコースティックな感じからエレクトリックで洒落たロックへ移行して行ったり、オリビア・ニュートン・ジョンがアコースティック、カントリー的な音からポップな感触を全面に出すように移行して行ったりと、'70sから'80sへのアーティストの動きといったものが、このK.カーンズにも当てはまるのかなぁ等と思っています。
この「ハスキー・ヴォイスだけどダルじゃない!」という点も小生にとっては魅力です。
いえ、スティーヴィー・ニックスも好きですがね(^^;
収録曲:
1.Bette Davis Eyes
2.Hit and Run
3.Mistaken Identity
4.When I'm Away from You
5.Draw of the Cards
6.Break the Rules Tonite (Out of School)
7.Still Hold On
8.Don't Call It Love
9.Miss You Tonite
10.My Old Pals
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