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2008年11月8日
The Rise of Atlantis / Carter Jefferson
リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:カーター・ジェファーソン(ts、ss)がどの様なプレーヤーなのか知る事もなく、某ジャズ本に掲載されていた本作を入手したのは数年前でしょうか。
そのジャズ本がスピリチュアル・ジャズ系を紹介するものだった点、時同じくしてファロア・サンダース辺りにハマっていた事もあり、即入手したのを覚えています。
その意味からすると、最もスピリチュアル系好き(^^;の琴線をくすぐってくれるのが[1]かも知れません。
ラニ・グローヴスのスキャットに導かれて始まる[1]は軽いブラジリアン・テイストが心地良く響く中、最初のソロとなるクリントン・ヒューストンのb、後を継いて現れるC.ジェファーソンのssソロが何ともそそります。
C.ジェファーソン自身のコンポーズとなる[2]では、テーマ部のカッコよさが曲への期待感を膨らませてくれます。
日野皓正氏(tp)のブロウもエキサイティングなんです。
正直、入手直後に片手間に(^^;)聴いていたのを恥じる程、素晴らしい内容の作品に出会った事に感謝しています。
ただ、C.ジェファーソンが主役としてクレジットされる作品は今のところ本作だけであようです。
その点は誠に残念な感じがします。
既出のプレーヤーの他にも、ハリー・ウィティカー(p)やジョン・ヒックス(p)といった「その手のジャズ・プレーヤー」(どの手だ?(^^;)、大野俊三(tp)等が参加している点も見逃せません。
その後のC.ジェファーソンの動向は全く持って知り得ていませんが、恐らくはファーストアルバムにして、最もイカした作品になっているであろう事は想像に難くありません。
収録曲:
1.Why
2.The Rise of Atlantis
3.Wind Chimes
4.Changing Trains
5.Song for Gwen
6.Blues for Wood
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