コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2008年11月30日
Word Up! / CAMEO
リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:先ずは本作、キャメオ史上最大のコマーシャル・ヒットとなった[1]を含む最高傑作と言って良いかと思います。
'70s後期から活動を続けてきた過程で大所帯に膨れ上がったバンドは、ここでは僅か三人になっています。
ある意味、ファンク・バンドが音の厚さやアンサンブルを聴かせようとすれば、生音にこだわるのであれば、大人数になるのは必然ですから、それ自体が悪いという事ではありません。
ただ、ラリー・ブラックモン(lead vo、ds、perc、b、etc..)の目の付け所やある種の商才をフルに活かす事で、こういう結果を(少人数でも)導き出せる事の証明だったのではないかと思います。
アース・ウィンド&ファイアーもクール・アンド・ザ・ギャングも、ここまでのシェイプアップは無かったかと思うのですが・・・
ミディアム・スローな[4]も然り、「夕陽のガンマン」(?)でおなじみのフレーズをちょいと拝借した[1]も然り、本作に収められている楽曲全てがゴリゴリのファンクという事ではありません。
寧ろ、その辺りの塩梅をも計算に入れた上手さがあるのだと思います。
当時のL.ブラックモンは「キャメオの音楽はブラック・ロックンロールである」と発言していたとか。
まぁ、あのキャラですから(^^;真意は別としても、かたくなにこだわり過ぎる事を無くすことも前進のためには必要な事である、という先見の明があったのかも知れません。
ホーン隊にはランディ&マイケルのブレッカーBros.もクレジットされています。ちょっと驚きでした(^^;
収録曲:
1.Word Up!
2.Candy
3.Back and Forth
4.Don't Be Lonely
5.She's Mine
6.Fast, Fierce & Funny
7.You Can Have the World
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿