コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2012年5月5日
Cactus (First Album) / Cactus
リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:そそり立つサボテンでおなじみのジャケですが、この超有名盤にしても小生は初対峙なのです、はい(汗)
#因みに「サボテン」は男性シンボルのメタファというか
#象徴というか・・・らしいです from 師匠情報(^^;
B.B&Aにおけるボトムの厚さやハードネスとった部分は、
曲つくりをしないジェフ・ベック氏よりも、ここ(Cactus)から来たお二方がそのルーツではなかろうか・・・というポイント指摘を師匠から受けた事もあり、それを確認しようかという意図の下の入手です。
時代的にはクリームやZEPPといった、単にブルーズのホワイト的な解釈+演奏だけでなく、テクニックや楽曲の展開等において既定路線を大きくはみ出すグループの存在があったかと思います。
カクタスの音においては、多少それらの影響または対抗意識?を以て臨んだところはるのでしょうが、前者よりももっとダウントゥアースな感じ、土っぽくもあり、野太さもある、米大陸的な感触がよく出ているなぁと感じました。
初っ端[1]に顕著にみられる(ほぼ)インプロヴィゼーションでのやりとりを始め、今の時代で云うバカテクではなく、ほとばしる「野郎ロック」の雰囲気が漂ってきます。
ハード・ブルーズって感じがですね、心地よいです(^^;
ちゃんと[2]でクールダウンさせて次に進む辺りも、アルバムをしっかりプロデュースしようという意図が良くわかります(曲中に3拍子挟んでくるとは・・・むむぅ(笑)
また激烈にギターがうなる[4]、[8]も、決してノベタンにだらだらソロ聴かせる訳でもなく、ちゃんと「見て」やってますね([8]はC.アピスのドラムソロ入りです)。
後半[6]、[7]といったブルーズをほぼストレートに演じるものもありますが、寧ろ、それらが新鮮に聴こえる程、アルバム全体の均整がうまく取れているという証しなのかとも思います。
2作目(辛うじて3作目?)までは評判もいいらしいので、トライしてみる価値はありそうです。
閑話:
レビューとは何の関係もありませんが、ラスティ・デイの声/歌い方がアクセル・ローズ(Guns N' Roses)に似てるなぁ~と思いながら聴いていました。いや、時系列に見れば逆か(笑)
収録曲:
1.Parchman Farm
2.My Lady from South of Detroit
3.Bro. Bill
4.You Can't Judge a Book by the Cover
5.Let Me Swim
6.No Need to Worry
7.Oleo
8.Feel So Good
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿