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2012年5月13日
Ready an' Willing / Whitesnake
リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:ここ最近の嗜好から行けば当然の帰着(帰着といっても、これが終着でない事は自明ですが(笑)。
たまたま安価で入手できたという事もありますが、幸い、Whitesnakeのヒット曲の1つとして知られる[1]が収められている点で、「これから初期Whitesnakeを攻めてみるかなぁ」と思う小生にしては悪くない買い物だったかと。
正確には作品自体は'80s('80年)リリースではありますが、師匠の言葉を借りて言わせて頂けば、'70sの良さの1つである「手づくり感」はまだまだ伝わってくる作品だと感じました。
申し上げるまでもなく、上記の言が「'80sハードロックへの否定/ダメだし」という訳ではありません。むしろ、<Whitesnake>('87年)を先に耳にしている小生からしてみれば、'80sHRが無ければ当然ココへの帰着も無かったでしょう。
もとい。先述の[1]は根本にR&B的なテイストを十分に含ませてあるが故に、ポップさをまぶしてもそれが勝ち過ぎる事にはなっていませんし、[6]辺りも一聴すると少し「カラリ」とした感じがするものの、D.カヴァーデールの湿り気のあるヴォーカルとミッキー・ムーディーのスライドギターが絡んでくると、とたんにいいテイストが出てきますね。
[7]はウィリー・ディクソンというブルーズマンの一曲にインスパイアされたものらしいです。そちらのオリジナルをWebで少しだけ視聴しましたが、いや、まだブルーズそのものに突入するまでの耳は育っていませんでしたm(_ _)m(汗)
決してギラギラにならないギターも、跳ね過ぎないベースも、デヴィッド・カヴァーデールが求めるR&Bをルートに置いたハードロックの理想をうまく追及しようとしているバンドの姿がなんとも心地よいです。
ならばこそ、ハードロック作品でありながらソウルフルという言葉やフィーリングがマッチするのでしょうね。
チャンスがあれば本作から少し前のもの、またライブ作品もあるようなのでそちらにリーチしてもいいかなぁ・・・と思ったりしています。
収録曲:
1.Fool for Your Loving
2.Sweet Talker
3.Ready an' Willing
4.Carry Your Load
5.Blindman
6.Ain't Gonna Cry No More
7.Lover Man
8.Black and Blue
9.She's a Woman
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こんにちは。
返信削除実はcome taste the bandとwhitesnakeの間に
デビカバさんはソロを2枚リリースしてまして
(ギターはミッキー・ムーディ)
この時期をファンの間ではvintage snakeと
呼ぶのですが、バンド物ではない
デビカバさんの魅力が等身大に
伝わる好内容ですので
ペイス・アシュトン・ロードと
合わせてお薦めしておきます(笑)
コメントありがとうございます。
削除そうか、デビカバさんのソロという線もありますね。
(デビカバさん・・・って、カピバラさんみたい
で語感とイメージのギャップがなんとも(^^;)
もとい。ペイス・アシュトン・・・は最近
リマスターだか新音源だかが出たようですね。
他の作品は(DVD以外は?)入手が難しいような
感じですが、この新しく出たヤツを入手リストに
載せておきます(笑)