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2012年5月20日

Live / Curved Air


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:先日、某中古CDショップにて入手した本作。なぜ手に取ったのか・・・買うときですらその理由がアンクリアー(笑)

家で再生するに至っても「誰(何)を聴きたかったんだっけ?」と、理由を思い出すまで再生待ちの状態(笑)


ようやく「あぁ、そうか」と思い出したのがカービィ―(・グレゴリー)というギタリスト。

その人の音を聴きたいなぁと思いつつ、現場(中古CDショップ)で思い出せたのがその名前ではなくCurved Airというバンド名だったというのが事の顛末。

で結論から言うと、K.グレゴリーが在籍した時期と本作収録の時期は異なるため、当然、その人は居なかった・・・と。

ともあれ、小生にはお初なバンドである事に変わりはない訳で、そうならそうで、謙虚に?拝聴いたしました。

一聴瞭然なのが女性ボーカル、ソーニャ・クリスティーナの踏ん張りの効いた(^^;歌い方と、ダリル・ウェイのヴァイオリン、これに加えてフランシス・モンクマンのシンセ/オルガンが主なのでしょう。

もっと(小生のイメージにある)プログレッシヴ・ロック然とした音かと思っていたのですが、ちょっと違いましたね。

ジャンル分けはともかく、部分的な雰囲気・音の類似性は別として、ジャン・リュック=ポンティといった風でもないし、ジェスロ・タル風とも違いますし・・・あまり見識が広くないのですが、やはりこれまでに耳にしたことのないタイプのバンドでした。

付け加えておくと、苦手な音ではなく、むしろクロスオーバー/ジャズロック的な匂いも無きにしも非ず・・・で、「当たり」作品でした、と申し上げておきます(笑)

他の作品についても入手難ではなさそうなので、機会を見つけて次の1作を探してみようかとも思います。

因みにS.クリスティーナはロックミュージカル「ヘアー」にも参加していた人らしく、なるほど、パンチのある歌い方だと納得した次第です。

また、次作ではドラムにスチュワート・コープランドが座っているとの事です(言わずもがな、ポリス結成のためすぐに脱退したようですが)。

もう1つ。元々の狙い?だったK.グレゴリーは1年未満の在籍だったようです(作品としては前作<Air Cut>('73年)にクレジットがあるようです)。
収録曲
1.It Happened Today
2.Marie Antoinette
3.Back Street Luv
4.Propositions
5.Young Mother
6.Vivaldi
7.Everdance

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    意外なツボを突いたネタで
    ちょっと驚きました。
    このライヴはオリジナルメンバーで
    再結成された時のライヴなんですが
    プログレファンの間では
    エディ・ジョブソン(Roxy Music>UK)が
    在籍(K.グレゴリーと同じくAir Cut1枚に参加)
    したバンドということで語られることが
    多いのですが、目賀葵さんのブログで
    近日中にキング・クリムゾンとか
    プログレ物のレヴューが読めるような
    気がしてきました(笑)

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    1. コメントありがとうございます。
      K.グレゴリーは申し上げるまでもなくC.パウエルの
      <Tilt>で作曲とちょろっとギターも聴かせていたので、
      ちょっと寄り道してみようかと思っていたのです。
      中途半端な記憶再生のため、このような顛末に
      なりました(笑)

      クリムゾン・・・いや、手が出ませんです(汗)
      流石に1stは昔からすごく好きでちょくちょく聴きます
      が、調子に乗って<In the Wake of Poseidon>に手を
      伸ばした途端に「あれっ?あれあれ?」となって・・・
      今に至る、です。

      あ、そう言えば以前師匠がEyewitnessをして「’80sの
      クリムゾンに近い感触」と言っていた事から、
      <Three of a Perfect Pair>だけは入手済みなんですよ。

      入手しただけ・・とも言えますが(汗)いかんいかん、
      ちゃんと聴かねば。

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