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2004年1月12日
Wouldn't It Be Nice: A Jazz Portrait of Brian Wilson / V.A
リリース:1997年
評価:★★★
コメント:タイトル通り、ビーチ・ボーイズのキーパーソンであったブライアン・ウィルソンに対するトリビュート作品です。
先ずは、このプロジェクトに賛同し演じているアーティストの数(言わずもがな、その質)に驚きます。
ライナーノーツにあるように、決してB.ウィルソン作品中のヒット曲、有名曲のみを扱っている訳ではなく、ティム・ウェストン(プロデューサー)曰く「良い曲」をセレクトしたとの事。
確かに、有名どころ以外は殆どビーチボーイズ・ナンバーを知らない私には、オリジナルですと言われも判りません(^^;
それでも、いくつかのタイトルは既知のものですし、それなりに期待もしました。
尤も、小生がオリジナルを知らない部分で少し興味を惹きつける部分が弱いのと、知っているオリジナルと比べると、かなり大掛かりなアレンジを加えている点が少し裏目に出てたかなぁ・・・という気もしました。
例えば、[13]辺りは原曲とはかなり異なり、カリビアン・テイストに味付けされた上、コーラスもラテン語(?)になっています。
それでも、アレンジはどうであれ演奏そのものにフォーカスした場合には、例えば[5]辺りはどーしようもなく「エレメンツ」の音ですし、[14]もやはりどーしよもなく「イエロージャケッツ」の音なのです(笑)
まぁ、そういったプロデューサーの意図とは別のところで?私は楽しんでいます。
作品全体としては、B.ウィルソン・ファンへの1コレクターアイテムのような感じもします。
かく言う私も[13]でのスティーヴ・カーンのプレーが聴きたかった・・・という、いささかミーハーなものなのですが・・・m(_ _;)m
収録曲:
1.Surfer Girl (Prelude)
2.Surfer Girl
3.Can't Wait Too Long
4.Wouldn't It Be Nice
5.'Til I Die
6.The Warmth of the Sun
7.I Just Wasn't Made for TheseTimes
8.In My Room
9.I Went to Sleep
10.Caroline, No
11.Our Sweet Love/Friends
12.Cabin Essence
13.Don't Worry Baby [No Te Preocupes Nena]
14.God Only Knows
15.Surf's Up
16.Don't Talk (Put Your Head onMy Shoulder)
17.'Til I Die
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