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2004年1月30日
The Survivor / Alphonse Mouzon
リリース:1992年
評価:★★★
コメント:'80sから作風が典型的なウエストコースト・フュージョン("からり爽やか系")になり、そこにディスコチックなテイストを入れるなど、リスナーへの受けは随分と向上したものと思います。
時代が進み、本作は、もうフュージョンというニュアンスよりもスムースジャズ的な色合いが濃くなっています。
既にこの頃は米のTV ドラマなどにA.ムザーンの曲がよく流れていたとか・・・確かに「使われそうな」曲調ですね。
'70sにおける氏の活躍に思いを馳せるリスナーとしてはい ささか複雑な心境ではあるのですが、'80s以降の諸作品が意外に様々なジャズチャートで善戦していた事実を考えると、方向性としては何も間違ってはいな かったということですね。うーん、微妙です(^^;
それを証明するかのように、本作でもジョージ・ハワード(ss)、アーニー・ワッツ(ts)、カーク・ウェイラム(ts)、R.エリオット(ts)、ブランドン・フィール ズ(as)等のリードには皆「スィ~~ト」なブローを披露し、またラス・フリーマンのアコースティックギターもこれを強力に後押ししています。
「聴き応え」という意味では、(以前の作風を望む方にとっては)少々物足りない感じですが、「さわやか」+「おしゃれ」+「ちょっぴりムーディー」なイージーリスニング的な作品としてはかなりいいと思います。
収録曲:
1.Games People Play
2.Feeling Good
3.Two Lonely Heart
4.All That Jazz
5.After the Rain
6.The Survivor
7.It's Not over Yet
8.Soft and Gentle
9.Anticipation
10.In Hot Pursuit
11.Bedtime Stories
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