リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:ギターやサックス、ベースやキーボードに注目して作品を聴くことは多いのですが、リズム楽器となると精々ドラム(ドラマー)に注目するのが精一杯でした。
が、ラルフ・マクドナルドやポウリーニョ・ダ・コスタ等のパーカッションの妙を知るに連れ、リズム楽器にも幅や音色が多様に存在することを改めて知らされました。
ストーン・アライアンスにおけるドン・アライアンス(ds、perc)もそんな一人です。
また、ちょっと珍しいところでは、この人、打楽器系だけではなくギターも弾くとの事。
[3]のソロはなかなかですよ。
とは言え、本業(?)のリズム隊としての力量はやはりピカ一で、[1]でのダイアナミックな演奏や[5]の(少しロックテイストのある)グルーヴ感の演出もと、幅広く演じています。
また、もう一人のジーン・パーラ(b)も、きっちりと聴かせるところは聴かせる、しっかりとしたプレーです。
フュージョンを聴き始めた頃は「percなんで誰が叩いても同じ・・・」と思っていたのですが、その後は「誰がpercにクレジットされているのか」なんてところに目が行ったりします。
本作のゲスト陣もなかなか強力。
ブレッカーBros.、ボブ・ミンツァー、ヤン・ハマー、デイヴ・リーブマン、アレックス・アクーニャなどが参加。
収録曲:
1.Georgia O'
2.Pedra da Lua
3.Aunt Remus
4.Tribute to Afreeka
5.Uncle Jemima
6.Kimmy and Donnie
7.Trampoline
8.Para los Papines
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