リリース:1994年
評価:★★★★★
コメント:カバー、オリジナル(チャック・レイニー作)を含め、本作に収録されている何れもが非常にセンスのよい作品です。
今更この作品の主役であるご両人を紹介するまでもないでしょうが、流石に「巧い!」です。
私個人としては、やはりデヴィッド.T.ウォーカーのプレーに耳が行ってしまいますが、根底を支えるC.レイニーの職人技にもグッときます。
最後の曲などはベースとドラム(ちなみに、レオン・ンドゥグ・チャンクラーです)のシンプルなデュオ曲なのですが、グイグイとグルーヴさせるさまは圧巻です!
そこいらのお子様ロックバンド、よーく聴きなさいよ!
個人的なイチオシは[2]、[3]、[9]といった何れもカバー曲なのですが、もうメロメロになるほどかっこいいんです。
このご両人の顔合わせは他アーティストのバックという位置付けでは何度か実現していたのかも知れません。
が、こうして改めて二人が意気投合して作り上げた本作は、本当に彼等の技を(誇示する訳でなく)見せつけられるいい作品だと思います。
収録曲:
1.Interpretation Of Groove
2.Loving You
3.Feel Like Making Love
4.Born Again Again Again........
5.The Windows Of The World
6.I Want You
7.Didn't I (Blow Your Mind This Time)
8.Possessions
9.Body Heart
10.Metroline
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