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2004年1月7日
Gadd Gang / Gadd Gang
リリース:1986年
評価:★★★★★
コメント:スティーヴ・ガッド先生の周りに気心の知れた面子が集う形での「Gadd Gang」名義による初作。
keyのリチャード・ティーとgのコーネル・デュプリーは言わずと知れたStuff仲間。
加えてbのエディ・ゴメスがそのメンバー。
客演ながら、リード隊にはロニー・キューバ(R.キューバはGadd Gangの次作では正式なメンバーになってます)、マイケル・ブレッカー、ジョージ・ヤングなどが集い、ブラス隊にはジョン・ファディスの名前も見られます。
ホーンアレンジにはデヴィッド・マシューズの名前も。
まぁ、面子の豪華さを並べてもあまり意味はありませんが、その内容はと言うと、これまた凄くいいんですね。
ボブ・ディラン作の[1]はR&Bっぽい味付けに仕上げてあり、R.キューバの野太いバリトンサックスとR.ティーのハモンドorgが曲に勢いを与えています。
[2]ではR.ティーのローズが軽やかに流れ出し、続いてアップテンポになったかと思うと、S.ガッド先生のスキャットが絡んできます。
また[4](E.ゴメス作)では、何とも美しいE.ゴメスのウッドベースとR.ティーのピアノが絡みあい、極上の雰囲気をかもし出しています。
[6]も[4]と同じような感触の曲なのですが、R.ティー作だけあって、もうどーしようもない程にR.ティー節が炸裂しています(^^;
ツボを押さえたC.デュプリーのギターもよろしいですよ~!
いやー、本当にいい作品だと思います。
まぁ、自分がS.ガッド好き(& Stuff好き)という贔屓目はあるのですが。
唯一、文句をつけるとすれば「収録時間が短いっ(37分弱)」ってとこでしょうか(^^;
収録曲:
1. Watching The River Flow
2. Strength
3. Way Back Home
4. Morning Love
5. Duke's Lullaby
6. Everything You Do
7. Honky Tonk/I Can't Stop Loving You
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