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2004年1月24日
New York Connection / Tom Scott
リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:'70sフュージョン創生期からシーンを牽引していたトム・スコット。
L.A.エクスプレスを率いての活躍も然ることながら、そのL.A.ではなく、N.Y.を舞台に選んでのソロ作品。
エモーショナルにも、クールにも、ファンキーにもブロウできるサックスが最大の魅力です。
楽曲の其処彼処に見られるT.スコット節(?)が堪らなくいい感じです。
エリック・ゲイル(g)とのソロまわしが楽しめる[1]やオルガンチックなキーボード(リチャード・ティーか?)とヒュー・マクラッケン(g)のスライドギターがポイントの[2]。
タイトル曲の[3]ではボブ・ジェイムスのエレピが如何にも時代を反映させていてうれしくなります。
少し変わったところでは、ミッシェル・コロンビエ作の[4]。
ゆらゆらとした不思議な時間が過ごせます(^^;
更に[8]ではジョージ・ハリソン(g)が参加。
渋いスライドギターを聴かせてくれます。
また[9](R.ティー作)では、E.ゲイルのベースとR.ティーのピアノがフィーチャーされたStuffを思わせる曲(Stuffがホーンセクションをバリバリ使ったらこんな曲が作られたかも知れませんね)など等、多用な楽しみ方ができます。
後年の<Street Beat>、<Intimate Strangers>、<Apple Juice>といった名盤に通じるサウンドクリエイトは、ここで既に芽吹いていたのですね。いい作品です。
記プレーヤーの他に、スティーヴ・ガッド(ds)、ゲーリー・キング(b)、R.マクドナルド(perc)等がNew York Rhythm Sectionとしてクレジットされています。
収録曲:
1.Dirty Old Man
2.Uptown & Country
3.New York Connection
4.Garden
5.Time and Love
6.Midtown Rush
7.Lookin' Out for Number Seven
8.Appolonia [Foxtrata]
9.You're Gonna Need Me
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