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2008年8月19日
Monster / Herbie Hancock
リリース:1980年
評価:★★★
コメント:ロック系のアーティストがジャズっぽい事を演(や)ると、何だか少し「カッコよく」扱われ、逆にジャズ系アーティストがロックっぽい事を演ると何故か「小ばかにされる(?)」と思うのは私の考えすぎかも知れません。
が、実際、このハービー・ハンコック作品などは評論家筋からはこっぴどく評されたと聞いています。
評されたならまだしも、評されなかった(黙殺された?)かも知れませんが。
確かに作品そのものが突出して素晴らしい出来であったなら別の見方も出来るでしょうが、カルロス・サンタナ(g)をフィーチャーした話題もそれ程大きな影響を与えている様には見受けられません。
とは言え、ファンク、ダンス(ディスコ)そしてロックの域でまで「やりたいことを演ってしまう」H.ハンコックの志向性が、後に<Future Shock>('83年作)に続く為の布石であったとすれば、やはり只者ではないH.ハンコックの恐ろしさ読み取れようというものです。
どの楽曲もどちらかと言えばブラックネスの残る風合いで、飽くまでもH.ハンコック流ロックといった感じがあります。
要は、ガリガリのアメリカン・ロックというテイストではありません(^^;
ビル・チャンプリン(vo)、グレッグ・ウォーカー(vo、サンタナ・バンドのリードvo)、レイ・パーカーJr(g)、シーラ・エスコヴェード(perc、その後、シーラ.E名義でブレイク)、とゲスト陣も、ある意味、そういったソウル色を解する面子である点も、作品の内容を物語っていると言えます。
評論家筋からは(一部の熱烈なファンからも?)散々な評価だったとは言え、それを承知で聴く分には何の罪も無いと思います。私もそのようなリスナーの一人です(^^;
収録曲:
1.Saturday Night
2.Stars in Your Eyes
3.Go for It
4.Don't Hold It In
5.Making Love
6.It All Comes Around
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