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2008年8月23日
Control / Janet Jackson
リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:ジャクソン家の歌姫、ジャネット・ジャクソンが音楽の世界において一躍トップ・スターの位置に駆け上がった大ヒット作ですね。
'80s初頭にアルバム・デビューは飾っていたものの、同時期にマイケルやジャーメイン(およびジャクソンズ)といった身内がR&Bチャートのみならずメイン・ストリームでのヒットを飛ばしていた事を考えると、ジャネットのそれはいささか地味だったと言えるでしょう。
そして一大転換となったのが3作目にあたる本作と言えます。
その見事にジャネットの魅力/才を最大現に引き出したのが、時同じくして超有名人として、'80sブラック・ミュージックを牛耳る勢いを見せる事になるジャム&ルイスのプロデューサー・コンビ。
(ダンス)フロアにおけるR&Bの新しいリズムのあり方を提示して見せた結果は、その後、多くのアーティストの作品で窺う事ができると思います。
ある意味、ジャム&ルイスのプロデュースで生まれ変わったジャネットは、前2作とは大きく異なり、本作からは[1]、[2]、[3]、[5]、[6]、[8]がシングルカットされ、何れもがヒット、結果としてアルバムも#1を獲得するに至っています。
'87年のグラミー賞「Album of the Year」にもノミネートされています。
本作で沸き返った時代から既に20年以上が経過し、確かに多少の時代感は感じるものの、小生にとってはゆっくりと聴き続けられる作品の一つであり続けています。
収録曲:
1.Control
2.Nasty
3.What Have You Done for Me Lately
4.You Can Be Mine
5.The Pleasure Principle
6.When I Think of You
7.He Doesn't Know I'm Alive
8.Let's Wait Awhile
9.Funny How Time Flies (When You're Having Fun)
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