Building the Perfect Beast / Don Henley

リリース：1984年
評価：★★★★
コメント：言うまでも無くイーグルスのds/voとして時代を支えたドン・ヘンリー。

グループ解散後のソロ転向後にリリースされたセカンドアルバム。

個人的には[1]の楽曲は元より、そのノスタルジックなイメージを掻き立てるヴィデオクリップの素晴らしさが強く印象に残っています。

結果的に、この曲はグラミーアワードを取得するに至りました（Best Male Rock Vocal Performance）。

共同プロデュースの一人としてダニー・コーチマーの名前があり、また、D.ヘンリーとの共作およびD.コーチマー個人名義の楽曲も多く収録されています。

冒頭の[1]が突出していますが、個人的には恋の傷心から立ち直れない友を想う[4](D.コーチマー作)等がいい感じです。

D.コーチマー/D.ヘンリーに加え、J.D.サウザーの三者による共作である[3]が意外に(?)素直な感じのロックになっているのはちょっと拍子抜けかなぁ・・・

フリートウッド・マックのリンジー・バッキンガム([2])、べリンダ・カーライル([3])、チャーリー・セクストン([3])、TOTOメンバー(スティーヴ・ポーカロやデヴィッド・ペイチ)等、客演/バック・ミュージシャンもかなりの充実度です。
収録曲：
1.The Boys of Summer
2.You Can't Make Love
3.Man With a Mission
4.You're Not Drinking Enough
5.Not Enough Love in the World
6.Building the Perfect Beast
7.All She Wants to Do Is Dance
8.A Month of Sundays
9.Sunset Grill
10.Drivin' With Your Eyes Closed
11.Land of the Living