コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2011年5月3日
Bestial Cluster / Mick Karn
リリース:1993年
評価:★★★
コメント:今年(2011年)の初めに亡くなったex-Japanのベーシスト、ミック・カーン(っていうプロフィール紹介は妥当でしょうかねぇ?小生の記憶の中ではずっとそうなのですが(^^;)
正直、Japan以降の活動については殆ど何も知らなかった小生ですが、最近、ある人からの紹介で聴いたデヴィッド・トーンというギタリストと仲がいい(^^;事から、
30数年振りにM.カーンの音を聴く事になりました。
本作はM.カーンのソロ3枚目であり、既に本作以前から行動を共にしていたJapan時代の同僚スティーヴ・ジャンセン(ds)、リチャード・バルビエリ(key)、それにgのD.トーンが核となっています。
ある意味、音楽以外で分野でも芸術家肌のM.カーンが、当たり前ながら自身の観念を音として表現する事が出発点になる訳ですので、恐らくは、決して一般受けする類の音楽ではないでしょうし、当たり前ですが、ファンか小生のような派生的にリーチしてみました・・・といったリスナーが殆どになると思います(^^;
本作・その楽曲内容については、いわゆるフリージャズ等とは違うものなのですが、かと言ってロックの語感やイメージからはやはり離れた所に位置するように思えます。
歌入りのナンバーもありますので、「そこそこ聴きやすい」というコメントを残す事も不可ではないと思うのですが、やはりリスナーとして「ここっ!」という部分を決めて(または期待して)対峙しないと厳しいかと思います。
小生はM.カーンその人のbの音であったり、D.トーンのgであったりします。
これまでのイメージとしてそれ程この人のbに期待する事はなかったのですが、D.トーンの作品で聴くことができたM.カーンのbが意外に響いてきたのが、本作リーチへの要因だったりもします故。
マイルスのグループで鳴らしたデイブ・リーブマン(as)やヨアヒム・キューン(p)といったヒトクセあるジャズプレーヤーも参加。
ポスト・ロックとアヴァン・ジャズの組み合わせ?ちょっと違うかも知れませんが、何れ、違和感なく作品の中で並存していると思います。
収録曲:
1.Bestial Cluster
2.Back in the Beginning
3.Beard in the Letterbox
4.The Drowning Dream
5.The Sad Velvet Breath of Summer and Winter
6.Saday, Maday
7.Liver and Lungs
8.Bones of Mud
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿