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2011年5月10日

Sunshine Superman / Donovan


リリース:1966年
評価:★★★★
コメント:少し前に身内でドノバンの話題が出たのですが、はっきり言って、小生はまともに聴いた事がありませんでした。

有名どころの[1]でさえ…です(汗)

なので、今更ですが聴いてみました m(_ _)m

英フォークの雄がロックのフィールドに挑んだ云々、当時のサイケ/フラワー・ムーブメントの影響云々…みたいな書き方を目にすることがありましたので、どんなものだろうかと内心の期待は結構ありました。

確かに全面的にロックといった際に思い起こされる突進力と言いますか攻撃力のようなものは強くなく、むしろシタール?等を多様することでサイケ/フラワームーブメント方面に訴求しそうな色が濃厚に感じられました。

[1]にしても、冒頭から「トリップするのは簡単だったけど…」といった明らかにドラッグをにおわせる歌詞があったり(^^;

「英のボブ・ディラン」との肩書き?で呼ばれる事が多かったとも聞きますが、本作のようなアプローチからすると、現実をシビアに糾弾するB.ディランの行き方とは違って、他の曲も非常にファンタジー色が濃いと言いいますか、ある意味、現実ではない(または現実に一枚布を被せた)視点での内容が多いのも面白いところですね。

少し色合いが異なる[5]のジャジーな展開などは個人的には好みです。

[6]も後年になってアル・クーパー、マイク・ブルームフィールド、スティーブン・スティルスの<Super Session>で取り上げられているようです。

せっかくなので、そちらも聴いてみようと思います。
収録曲
1.Sunshine Superman
2.Legend of a Girl Child Linda
3.Three King Fishers
4.Ferris Wheel
5.Bert's Blues
6.Season of the Witch
7.The Trip
8.Guinevere
9.The Fat Angel
10.Celeste

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