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2011年5月7日

Train Of Thought / Mitchel Forman


リリース:1985年
評価:★★★
コメント:ミッチェル・フォアマンというキーボード奏者の名前は、再結成後のマハヴィシュヌ・オーケストラの作品にクレジットされていたのを見たのが最初だったかも知れません(音の方は未聴ですm(_ _)m)。

本作はM.フォアマンの4昨目となり、当時、ニューエイジ・ミュージックの雄として名を馳せていたウィンダムヒルレーベルの傍系レーベルからリリースされました。

作品はギターレスの体裁で、M.フォアマンがkeyやsynthを担う他は、dsにはピーター・アースキン、bにはマーク・ジョンソンとトム・バーニーの2名がボトム隊。そしてtsでマイケル・ブレッカーが参加しています。

[1]はギターレスを忘れさせるようなアグレッシブでノリのいいナンバー(言うまでもなく、gのように聴こえるのはM.フォアマンのシンセ)、M.ブレッカーのtsが気持よくフィーチャーされ、本人はアコースティクピアノで攻める[4]あたりが個人的なお気に入りです。

ギターレスのフォーマットだと(おまけにここにはP.アースキンも居ます(^^;)ウェザーリポートあたりが「いの一番」に思い浮かびますが、[5]はちょっとウェザーリポートを想起させるようなナンバーです。

あまりピンでフロントに出てくるタイプの人ではないのかも知れませんが、本作全曲をコンポーズしているあたりからも窺えるように、コンポーザーとしてもかなり有能な人なのだと教えられる思いです。

主にキーボード系でフュージョン作品を、と思われるリスナーには非常にいい作品だと思います。
収録曲
1.Wonderama
2.Milton
3.Train of Thought, Pt. 2
4.Sea of Fertility
5.More Mr. Nice Guy
6.Odd Angel
7.Monkey's Uncle
8.Andy's Girls
9.What Makes It Special?

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