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2011年5月17日

Children Of Forever / Stanley Clarke


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:'72年の暮れにレコーディングされ翌年にリリースされたスタンリー・クラーク(b)のソロ・デビュー作です。

チック・コリア(el-p、clv)、アンディ・ベイ(vo)、ディー・ディー・ブリッジウォーター(vo)、レニー・ホワイト(ds)、パット・マルティーノ(g)、アーサー・ウェッブ(fl)といった布陣で作成された本作、時代的にも、本作の感触からしても、(1期の)リターン・トゥ・フォーエヴァー辺りを想起しない訳にはいかないかと思います。
実際に面子も重なっている訳ですから(^^;

尤も、ツインでボーカルを入れている辺りや、同じようなテイストながらも、本作ではよりジャズ的と云いますか、ブラック・ミュージック要素の含有率が高い点などで、やはりリターン…とは異なるテイストなのですね。

どの曲も小生の耳に非常に心地良く響くものばかりでしたが、特に[1]、[4]、[5]はいいですねぇ。

A.ベイのクールながらスペーシーでちょいとトリップしそうな声、(本家RTFでの)フローラ・プリンも素晴らしいですが、ここでのD.ブリッジウォーターの歌も物凄く魅力的です(年代的には、ソロ作でのデビュー前ですかねぇ)。

付け加え的になるかも知れませんが、[5]での小気味のいいP.マルティーノのgも、ギター好き(=小生)には響きますよ(^^;

閑話;
ここでの縁か、S.クラークはD.ブリッジウォーターのソロ作もプロデュースしたりしていますね。

フュージョンのコンテキストになるかもしれませんが、小生は<Just Family>('77年作)とか好きです(^^;
収録曲
1.Children of Forever
2.Unexpected Days
3.Bass Folk Song
4.Butterfly Dreams
5.Sea Journey

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