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2011年5月3日

Pat Travers Band Live! Go for What You Know / Pat Travers


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:何となく「'70s後期」というイメージと「ジャケットから漂う如何にもハード・ロック」的な匂いを信じての入手です(^^;

パット・トラヴァースというアーティストは名前すら知りませんでした(汗)。

幸いにしてライナーノートが付帯していましたので、そこからいろいろと面白い情報を得ることもできました。

ランディ・ローズを失ったオジー・オズボーンが、公式ギタリストを据えるまでの間、P.トラヴァースをツアーに同行させていた・・・なんて行(くだり)を読むと、ランディ好きな者としてプラスαで興味を惹かれる部分も出てきます(^^;

内容はというと、ハード・ロックではあるのですが、もう少しウェットな感じと云いますか、キャッチーでファンキィな感触、そのままファンク的なリフ(カッティング)等もよく耳につき、思いの外、オープニングコールから最後までノンストップで行けました。

g×2、b、dsの4人編成ですが、ファンキィな部分も結構分厚く演(や)られるので、聴く側も心地よく乗っかっていけます。

もう一人のgであるパット・スロールについてもその人の背景には明るくないのですが、この両人がgパートを適切に分業することが非常にいい形で具現化されているのが本ライヴ作品なのかも知れません。

またdsはトミー・アルドリッジが座っており、こちらはオジー関係の知識で既知の人ですが(笑)、この人もHR/HM系のドラマーとして名を馳せる人ですね。

必ずしも大技ドンドコだけでなく、小回り・小技も巧く使える人だと思っています。

初回でライヴ音源を聴いた手前、これからスタジオ盤に手を伸ばすのがちょっと厳しいかも・・・と自身では思っていますが、いずれ、ここで終わらずにP.トラバースももう少し掘り下げてみようかと思わせてもらった作品です。
収録曲
1.Hooked on Music
2.Gettin' Betta
3.Go All Night
4.Boom Boom (Out Goes The Lights)
5.Stevie
6.Makin' Magic
7.Heat In The Street
8.Makes No Differece

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