コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2014年5月10日

Citizen Kihn / Greg Kihn

リリース:1985年
コメント:試しに某ア○ゾンのサイトでGreg Kihnを検索してみたのですが、いわゆるベスト盤的なモノを除けば、グレッグ・キーン(含むグレッグ・キーン・バンド)の作品はほぼ壊滅状態なのですね。

かろうじて存在する現物についてもかなりお高い値段がつけられており、おいそれとは入手できない状態に変わりありません。

'80sにおいてでさえ、既にベイエリアの中堅バンド、オラが街のバンド的な存在であったG.キーン バンドがこの有り様というのは悲しい限りです。

'80s米ロックを栄養に育った小生(笑)にしてみれば、同じベイエリアのヒューイ・ルイス&ザ・ニュースが全米のみならずワールドワイドに進出して行った事を考えると尚更です。

#因みに前々作<Kihnspiracy>('83年)の邦題は「シスコ大好き」ですよっ!(笑)

既に前作リリース後にグレッグ・キーン・バンドは解散しており、本作はG.キーンの3rdソロアルバムとしてリリースされております(これまでにソロ名義は2作品リリースしていたとの事)。

とは言え、元バンドメンバーは本作でも作曲や客演といった形で助太刀しているようです。

ベースはロックンロールなのでしょうが、少しもマンネリっぽいところがない、というかちょっとひねくれているといいますか、そんな曲作りがすごく好きなのですね、小生。

A-3は確かスマッシュでヒットしていたはずですが、この曲の感じにしても、何となくダルな、それでいてちょっぴりR&B、加えてG.キーンの妙にスモーキーなボーカルにやられてしまう訳で...

特にB面の楽曲の多くは如何にも'80sロック的な行き方なので、いわゆるオールドロック好きな方にはちっとも響かないかも知れませんが(^^;これがイイのですねぇ、はぁ〜(*´∀`*)

本作にしてもチャート的(商的)にはそれ程の成功とは言えないのですが、何といいますか「そういうところも含めてG.キーンは聴くもんだ」と下手な擁護論をぶってしまいます。

まぁ、作品群の再発はとても望めそうにないので、地道に中古屋巡りでもすることにしましょうかねぇ。
収録曲
A-1.I'm In Love Again
A-2.Go Back
A-3.Lucky
A-4.Whenever
A-5.Privacy
B-1.Free Country
B-2.They Rock By Night
B-3.Boys Won't
B-4.Imitation Love
B-5.Temper, Temper
B-6.Good Life

0 件のコメント:

コメントを投稿