リリース:1980年
コメント:フュージョンまだまだ華やかかりし頃、GRPと言えばフュージョン/コンテンポラリージャズのために立ち上げられたようなレーベル(^^;
レーベル名の由来は、ここでも主動者としてその名前が冠されているデイヴ・グルーシン(key)のG、もう一人の協業者(本作では録音とミキシングでクレジットされています)ラリー・ローゼンのRから取られていることはよく知られるところ。
そのレーベル名を冠に、名うてのプレーヤーが集結しての演奏会(まぁ、何となくライブというより演奏会という言葉の方がしっくりくるのは何故かしらん(笑)。
ともあれ、フュージョン好きな方であれば、収録曲の幾つかは他のアーティストの作品の中で目に/耳にしたことがあるかも知れませんね。
[A-2]、[B-3]辺りならD.グルーシンの当り作<Mountain Dance>、[A-1]なら同じく<One of a Kind>で、とか。
#[B-3]はリー・リトナー版の方が有名かもしれませんね。
いわゆるテクニカル先行のフュージョン作品ではなく、それこそ着席して鑑賞できる、言わばスマートジャズ的な楽曲(編曲)が多いので、まぁ、そうした部分を期待して聴く分には音もよく、気持よく過ごせる作品かと思います。
若き日のマーカス・ミラー(b)、高速・ハイトーントランペッターとして期待されていたトム・ブラウン(tp)に加え、名手デイヴ・ヴァレンタイン(fl)、そしてゲストとしてナベサダ(渡辺貞夫)さん。
最後の[B-3]での(フュージョンファンには有名な?)テーマ部分をナベサダさんとT.ブラウンではもり、その後のソロで各者が見せ場を作る...如何にも奥ゆかしいジャズのソロ回しですよね。
#別段、L.リトナー版に難癖をつけている訳ではありません。
#誤解なきように<m(_ _)m>
収録曲:
A-1.Modaji
A-2.Friends & Strangers
A-3.Uh Oh!
A-4.Don & Dave
B-1.Shambella
B-2.Trade Winds
B-3.Captain Caribe
0 件のコメント:
コメントを投稿