コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2014年5月24日

Love Gun / Kiss

リリース:1977年
コメント:飛び飛びで聴いていますので、正直、的外れな点もあるかも知れませんが、恐らくKISSがその持前の”良さ”を全面に出して市場に打って出られた作品としてはこの辺りが(第一次?)ピークなのかなぁ、、、と。

今なお活動を続けていますし、これからの事は判りませんが、少なからず'80sHMムーブメントに乗っかってしまった?のが宜しくなかったのかも知れませんね。

とは言え、その辺りはオンタイムで過ごしていますから、後出しジャンケンのように、いまさら何を言うという面もありますが... [Crazy Crazy Nights]聴いていた派、ですから(^^;

さて、例によって本作を先ずは「かけ流し」で楽しんでみました(温泉評論みたいな表現(^^;)が、おやおや、ピンポイントではありますが、何点か面白ポイントが見つかりまして...

先ず1つめは[2]のギターリフ。これ、Tone-Locが[Funky Cold Medina](<Loc-ed After Dark>('89年))の中でサンプリング使用したヤツですね。

#あの頃は辛うじて「流行りもの」洋楽も聴いていました(笑)

流石に追いかけまではしませんでしたが、<Loc-ed After Dark>は未だ手元にあったりします(まぁ、流行りものは手元に置いておきたい、、という未熟なコレクター心理故ですけれどもね)。

話が横道に逸れましたが、イントロの跳ね跳ねピアノといい、曲の流れといい、[2]のこのキュートな感じは好きですよ。

次のポイントはタイトル曲でもある[6]。多分、ギターを持ってまだ日が浅い頃、ギター教典(あ、YOUNG GUITARね(^^;)に書かれていた「三連符はこれで鍛えろ!」で、[6]のソロギター符が掲載されており、純真な目賀葵少年はこれをお手本として三連符制覇に努力を重ねた思い出がありました。

#因みに、その次のステージには[Into The Arena](M.シェンカー)が
#控えており、ある意味「達観」しました(爆)

そして3つめが[8]。どうでしょう?小生には少しもKISSっぽいハードロックンロールには聞こえず、むしろブリティッシュハードロックっぽく聞こえるんです。

このコーラスのかぶせ方はどうですかっ?ちーっともハードなロケンロールじゃないですよね(^^;何となくZEPが中期辺りに醸し出していた匂いもチョロットしませんか?
積極的にKISS作品を入手するという意図は今のところはありませんが、こういうスタイルは今となってはもう聴く事も叶わないでしょうし、ハードロックではなく「ハードロックンロール」スタイルでのポール・スタンレーのシャウトはいつ聴いても気持ちがいいのでありました。m(_ _)m
収録曲
1. I Stole Your Love
2. Christine Sixteen
3. Got Love for Sale
4. Shock Me
5. Tomorrow and Tonight
6. Love Gun
7. Hooligan
8. Almost Human
9. Plaster Caster
10. Then She Kissed Me

1 件のコメント:

  1. 米で発売前、予約だけでゴールド達成!とかだったので
    ピークだったのは間違いないでしょう。曲も粒ぞろいですしね。
    KISSはアルバム持ってない友人がライブ見て
    「あー楽しかった!!」と言うくらなので、アルバム単位での分析は
    意味ないのかもと思ってます。

    返信削除