ならば袂を分ったハンブル・パイにリーチしてもいいかなぁと思ったところ、某師匠より「スモール・フェイセズに立ち寄って損はなし」とのコメントを頂いていた事もあり、入手しやすかったコレを先ずはゲットです。
最近になってようやくストーンズ辺りに安らぐモノを感じ始めてはいますが(笑)、元々ビートルズ世代でも、ストーンズ世代でもないので、詰め込み知識としてのそれは別として、'60sロックに対峙する事はこれまで殆どありませんでした。
今回、枝葉が伸びた事でスモールフェイセズと初めて(そして運良くファーストに(^^;)対峙することができた訳ですが、この弾けるような明るさといいますか、勢いのあるビート感は何なのでしょう。
時代的にはこれといってエフェクトの類いもそうそうは充実していなかったと思いますが、むしろ、これくらいスコーンと音出して前へ前へと突き進む快感がありますね。
本作は、'66年5月までに発売されたシングル(4枚)を中心に、ボーナストラックを加えた体裁となっています。
[12]はオリジナルメンバーだったジミー・ウィンストンが脱退し、これに代わってイアン・マクレガンがメンバーとして加わった後の最初のシングルなのだそうで、この曲もヒットしたのですが、その後の快進撃(ヒット曲連発)については、それらはココには含まれておりません。
ややこしいことに、マネージメントとのゴタゴタでデッカ(レーベル)を本作限りで離れておりますが、それら快進撃の起爆剤となったヒット曲は<From The Beginning>というアルバムに収録されているとの事で、何れこれは入手せざるを得まい(^^;
#<From The Beginning>が出された頃には、スモールフェイセズ自体
#既にそのレーベルからは離れておりましたとさ(苦笑)
また、こうしたバンドはライブ演奏も(良い意味で)ストレートに楽しませてくれそうな気配もしたりしますので、余裕があれば&興味が持続していれば、そうしたモノも聴いてみたいかなぁと思う、今日この頃です。
以前目にした雑誌だか書籍だかに、「フェイセズ(≠スモールフェイセズ)は史上最高のライブバンド」みたいな評があり、ならばスモールフェイセズだって...と安直な想像をしたまでですが。
収録曲:
1.Shake
2.Come On Children
3.You Better Believe It
4.It's Too Late
5.One Night Stand
6.What'cha Gonna Do About It
7.Sorry She's Mine
8.Own Up Time
9.You Need Loving
10.Don't Stop What You're Doing
11.E To D
12.Sha La La La Lee
13.What's A Matter Baby
14.I've Got Mine
15.Grow Your Own
16.Almost Grown
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