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2006年1月28日
Sergio Mendes(邦題:愛をもう一度)/ Sergio Mendes
リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:まさに本作収録の[2]がメインストリームのヒットチャートに入っていた頃にセルジオ・メンデス(key,perc,produce)の名前を知りました。
その後、実は本作に至るまでの20余年に及ぶキャリアを持つ人なのだとも知りました。
そういったキャリアにおいて、本作はある意味で「進退を賭けた出直し」(失礼!)の作品だったようです。
作品全体の雰囲気はそのジャケットからも伝わりますが、カラリとして非常に心地の良い如何にもラテン・ポップな感じで「濃過ぎず/重過ぎず」なのです。
故に、AOR的要素はふんだんにあると言えます。
この辺りの塩梅は、流石にS.メンデスの巧さという他ありません。
前述の[2]はバリー・マン&シンシア・ウェイルというヒットメーカーによる一級の作品。
20数年経た現在においても充分に響いてくる洗練されたラブソングの極みです。
また、[7]、[8]のようなインストものも充分なクオリティです(驚くまでもありませんが(^^;)
S.メンデスのプロデューサーとしての力量は無論、時にはライター、プレーヤー、そしてアレンジャーとして八面六臂の活躍をするマイケル・センベロ(g)の存在が大きいようにも思います。
ジェリー・ヘイ率いるホーン隊(アーニー・ワッツの名前もあります)もいい仕事してます。
本当に聴きやすく、あっと言う間の35分です。
やはりCD時代に聴くと短いですよね(^^;
収録曲:
1.Voo Doo
2.Never Gonna Let You Go
3.My Summer Love
4.Carnaval Festa Do Interior
5.Rainbow's End
6.Love Is Waiting
7.Dream Hunter
8.Life in the Movies
9.Si' Senor
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