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2006年1月1日

Heart is a Melody / Pharoah Sanders


リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:20分超に及ぶジョン・コルトレーン作の[1]から始まるファラオ・サンダースのライブ作品。

多くの方には、'81年のL.Aでのライブ作品がかなり「力」の入った作品として好まれているかも知れませんが、本作だって中々のもです。

ゆっくりとしたメロディーとコーラスにいつものP.サンダースの優しさを感じ、P.サンダース自らのvoと共に会場(観客)の歌声が一体になる[4](まさにハイライフ!)。

何の難しさもない。ただ単に「Goin' To Africa!」と叫んでいるに過ぎない表面上とは裏腹に、言葉じゃ割り切れない、そんな優しさも楽しさも同居する作品ではないかと思います。

[2]など、この時期のP.サンダースにしてはちょっと珍しいほどスウィンギーです(^^;

また、[1]のみならず、師J.コルトレーンの作品は[5]でも取り上げています。永遠の美しさはP.サンダースによっても実証されます。

お馴染みイドリム・ムハンマド(ds)以外は、ビル・ヘンダーソン(p)、ジョン・ハード(b)といった面子です。
収録曲
1.Ole
2.On a Misty Night
3.Heart Is a Melody of Time (Hiroko's Song)
4.Goin' to Africa (Highlife)
5.Naima
6.Rise 'n' Shine

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